白州の自然、四季、蒸溜所。2016
2016.12.21
こんにちは。「シングルモルトウイスキー白州」の魅力を、皆さまに紹介するお手伝いをしているライターの中島です。
2016年も残りわずかとなりました。今年一年、白州コミュニティ「森香る暮らし」をご覧いただき、ありがとうございます。振り返れば、白州蒸溜所だけでなく、その周辺のさまざまな場所に出かけて白州を愉しんできました。そのたびに感じるのは、白州蒸溜所を取り巻く自然の豊かさと懐の深さ。訪れるたびにさまざまな表情を見せてくれ、そこで味わう白州の味わいまで豊かにしてくれました。
今回は2016年に「森香る暮らし」で掲載した記事の一部を紹介しながら、皆さんと一緒に振り返ってみたいと思います。
~冬の白州~
冬になると、白州蒸溜所周辺は寒さが厳しくなります。標高700mの高地にあるため気温が氷点下になることはざらですし、蒸溜所全体が雪ですっぽり覆われてしまう日も珍しくありません。
ただ、寒い季節にしかできない、冬ならではの白州の愉しみ方もあります。2月にはスノーシューを履いて、清里の雪原をトレッキングしました。そこで飲んだのは、天然の氷を使った白州のオンザロック。八ヶ岳ブルーと呼ばれる濃い色の空の下、雪化粧した八ヶ岳を眺めながら飲む白州の味は格別でした。
同じく清里にあるバー「パーチ」で、暖炉を囲んで白州の、「白州12年」、「白州18年」を飲み比べたのも忘れられない思い出です。外は氷点下を下回る極寒の世界でも、暖炉の周りはぬくぬくと暖かい和みの空間。ぱちぱちと爆ぜる薪の音が最高のBGMでした。
白州の樽づくりの現場を訪ねたのも寒い日でした。製樽工場がある白州の森のなかは、冬ならではのキリッとした空気で、身が引き締まるような思いがしました。
ここでつくられた樽に貯蔵された原酒が、冷たく澄んだ空気を、樽の木目を通して取り込みながらじっくり熟成しているのを想像すると、なんだか神秘的な気分になりました。
~春の白州~
春は白州周辺が、最も生命力にあふれる季節です。若葉が芽吹いた森は淡い緑を透かして注ぐ日差しで照らされ、冬の寒さを耐え忍んだ鳥たちは美しい声で春の到来を祝福します。
そんな森の奥深くに続く登山道を歩き、「シングルモルトウイスキー白州」のマザーウォーターとなる天然水の源流を訪ねたのは5月のこと。ブナやカエデの広葉樹、苔むした岩や澄んだ水の流れが、なんとも爽やかな風景をつくりあげていました。岩肌から、約20年もの年月を経て湧き出す、あの白州の味わいをつくっている天然水を見た瞬間は感動しましたね。
「ホテルキーフォレスト北杜」も、再び訪れてみたいスポットのひとつです。特に南アルプスや八ヶ岳、富士山が一望できる屋上のテラスは最高。まだ山頂付近に雪を残した高峰と、若葉萌える麓の緑のコントラストを眺めながら、また白州を飲んでみたい!
都会にいながら白州の自然のエッセンスを感じられるスポットとして、「SCeNT HOUSE DEN Marunouchi」も印象深いです。緑を多く配したインテリアだけでなく、柑橘類のピールやハーブを加えてアレンジした「白州 森香るハイボール」は本当に爽やか。まるで本当に白州の森のなかでグラスを傾けているように錯覚してしまいます。
~夏の白州~
夏は白州蒸溜所周辺が、一年で一番気持ちのいい季節といっていいでしょう。標高が高いため、盛夏でも東京のようにうだるような暑さになることはありません。蒸溜所の周囲を取り囲む森に一歩踏み込めば、勢いよく茂った木々が日差しを遮り、山肌を吹く風のおかげもあってひんやりとすら感じるほど。爽やかな空気感は、まさに高原の趣です。
6月と7月には、また南アルプスの麓の森を歩いて、天然水と森を守る活動についてレポートしました。春に比べて木々の緑は色濃く、沢を流れる水も勢いが増していたよう。清水に手を入れれば、山歩きで火照った体の熱がスーッと引いていったのをよく覚えています。豊かな自然に触れ、水源の涵養に対する真摯な取り組みについて知ることで、ウイスキーづくりにおいて、水がいかに大切なのかを再確認しました。
8月には、キャンプ場で白州を愉しむため、本州を飛び出して九州へ。標高950mと、白州と同じような環境にある高原のキャンプ場は、麓の猛暑が嘘のような爽やかさ。自分で焼いたソーセージと「白州 森香るハイボール」との相性は最高でした。
~秋の白州~
白州蒸溜所周辺は、いたるところが紅葉の名所です。八ヶ岳や南アルプスでは、秋が深まるに連れて山頂から赤や黄色の色の波が徐々に麓に降りてきます。その鮮やかさは、言葉にできないほど美しい。厳しい冬を迎える前に、神様がくれたプレゼントのように感じられます。
そんな秋の恒例となりつつあるのが「大人のソト遊び!」。清里の会場にたくさんのたき火台を設置し、炎を見ながら白州を愉しむイベントに、今年も参加してきました。豊かな自然と闇に揺れる炎、「白州 森香るハイボール」は、秋の夜をゆったり過ごすのに最高の組み合わせです。
11月には森の深くで紅葉を観賞しようと、尾白川渓谷の遊歩道を歩きました。吊橋を渡り、エメラルドグリーンに輝く淵を眺め、滝の飛沫を浴びながら眺める錦繍の風景は絵に描いたよう。まさに目に沁み入るほどの美しさでした。
また、銀座にあるバー「日比谷BAR WHISKY-SⅡ」で、白州に合う秋ならではの料理も教えてもらいましたね。牡蠣のハーブオイル煮は、家でも作ってみましたが、やっぱり美味しい!
2016年を振り返って
こうしてみると、やはり白州蒸溜所がある地が、いかに豊かな自然に囲まれているのかがよくわかります。穏やかな季節もあれば、厳しい季節もある。晴れの日も雪の日もあり、暑い日も寒い日もある。四季折々にさまざまな表情を見せる自然があるからこそ、「シングルモルトウイスキー白州」の深い味わいは生まれるのです。
2016年は白州コミュニティ「森香る暮らし」をご覧いただき、本当にありがとうございました。2017年もまた、白州の愉しみ方や魅力、白州蒸溜所周辺の自然についてお伝えしていきたいと思います。
では皆さま、よいお年を!

ライター:中島亮

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